SUPER  BOMB ! ってかえって観たくなりますよね



怪奇!死肉の男 

(2026-日本:C-68m.)

監督:曽根剛

原作:日野日出志

音楽:Suno

出演:田村寛,斉木しげる,佐伯日菜子,佐野史郎,利重剛,伊藤潤二,星野慶子,星野安司

海外配信で通りがかりに観るがこれがこの9月から本邦劇場公開の新作でした。

まったく恥ずかしい。日本製、という看板を外してほしい。

全編CGで音声はアテレコではなくて実在の俳優の声をAI処理して英語版。今時中学生でももっとまともな英語喋るんじゃないか。私は中国語字幕で観たのですがこれが無かったら聴き取れなかったと思います。

原作が日野日出志という事ですがこの人の漫画には小学生の頃ひどい目にあったなぁ。『蔵六の奇病』のたんこう本をつい買ってしまい、その中身の過激さにやられました。気持ち悪さが徹底していました。よくもこんな話を考えたもんだ。こんな本はとても家の中に置いておけるものではない、とクラスの学級文庫に寄贈しました。

その後も懲りずに『地獄の子守唄』のコミックスを買ってしまい、例の見開きのシーンで打ちのめされました。これはひどいです。小学生を怖がらせるにはあんまりです。これは家に来た友達に無理やり持ち帰らせたような気がします。

さて、そういう日野日出志は『ギニーピッグ』シリーズのうちの2本で映像化?されたものは取り立てて騒ぐほどのものではありませんでした。

今回のこれは、出来がひどいだけでなく、ポリシーからしてひどすぎます。アテレコさえ人がちゃんとやらないなんてもはやAI映画に映画の神様は宿らないのが確定。

た、蛆虫をCGで動かせて見せるためだけに作った、と。展開もうじうじうじうじ同じ描写ばっかりで筋書きも無いに等しくこんなもんに観終わるまで通算4日もかけたのは情けない(あまりにつまらなくて途中でやめたこと3回)。

うちの家人の人もYouTubeで中国のCGアニメをここ数か月深夜まで延々観続けてるので、そんなアホなもんばっかり見てると脳が白痴するぞ、と進言してるのですが、人間が演る映画よりももっと面白い。もう人間の映画なんか見れない、と。害毒だよなぁ。 


SHOCK-O-RAMA

(Video / 2005-US;C-88m.)

Director:Brett Piper

Writer:Brett PiperS

tars:Erin Brown, Duane Polcou, Michael R. Thomas

1980年代のビデオ撮りゴミ・ホラーを2000年代に再現。名も知らぬホラー映画を観始めるとぬるいビデオ撮りだと、あーあ、ってなるあの経験をしている人は、まぁ、仲間です。

嬉しいなぁ、懐かしいなぁ、良くできてるなぁ、なんてレビューも有るが、正直いって、ただ、死ね、って感じですね。

許せないのが、残酷メイクの外にも、定番のエロ、も盛り込んでるくせに、見る影もない哀れな体型かつ不美人揃いで、これわざとやってんのかな、と勘繰りたくもなる。こんなもんでもリリースできて商売になってるんだから買って観たりする方も人が良すぎる(私か)。

まったく素通りして良い一作。


アフリカン・カンフー・ナチス

African Kung-Fu Nazis

(2021-ガーナ:C-84m.)

監督セバスチャン・スタイン,サミュエル・K・ンカンサ

脚本セバスチャン・スタイン

製作プロデューサーマン

出演セバスチャン・スタイン,エリーシャ・オキエレ,秋元義人


いやぁ、これは超ド級の酷です。第二次世界大戦後、アドルフ・ヒトラーとヘルマン・ゲーリング及び東條英機は潜水艦に乗ってガーナに亡命し生き延びそこで一大勢力を作っていた.....しかもどちらもカンフーの達人で.....どこまで真面目に作ってるのか見てやろう、と。まぁ、真面目なわけがないわな。まったく、最初から最後までゴミ中のゴミ。監督は日本在住のドキュメンタリー映像作家のドイツ人。これが、ガーナで映画が作りたかった、だから行った。作った、と。その理由は、「俺は黒人の女が好きなんだよぉ。だからガーナに行ってみたかったんだぁ」と本人が吠える。まったくのゴミもいいところで、これを劇場公開したシアター・イメージフォーラムも地に落ちた。さらに、登場人物の格好で路上でビラ巻きして顰蹙となり配給会社が即座にお詫び宣言をするなどヤラセっぽい宣伝活動もバカそのもの。「このプロモーション活動は、良識を欠いた非常に不適切な行為であったと関係者一同深く反省しております。心よりお詫び申し上げます」だいたい、ヒトラーや東條の格好で路上で活動しちゃいかん不謹慎だ、って意見にも首をかしげるでしょうが。どういう基準なのか。

私的にひどかったのは、日本語版の吹替え声優として天龍源一郎起用。言語道断。作品よりも許せん。この人は本当に尊敬できるレスラーであった。ある時期までは。スパッと潔く消えてほしかった。だったら日本人レスラーの頂点に立つ一人になれたのに。私の中ではこの人への応援はSWSに移った時点で終わっている。その後はまったく知らないままでいたかった。リッキー・ロメロとの日本デビュー戦から見続け、ビル・ロビンソンとのタッグで、ああ、やっと面白い人になったな、と思わせて、一連の天龍革命で頂点に立った。あの頃対峙する鶴田を応援する側であった私でさえ惚れたレスラーぶりだった。『レスリング・サミット』のランディ・サベージ戦は高評価だが凡戦だったと思うが。SWSの件で、ああ、もうこの人はダメになるんだな、惜しいなぁ、と直感で分かった。SWS、インディー、出稼ぎ、ハッスル、全日、天龍プロジェクト.......見たくなくなる一方。今でも、好きな日本人レスラーをあげると、馬場→S小林→天龍→三沢・川田、ってなり続きは→カーン、R木村→菊地→TAJIRI→佐藤兄弟。だからこそ、ここまでの仕事は見せてほしくなかった。まぁ、私は日本語吹き替えなんか観ないので、彼の声優デビューも観ないなままではあるんですが(劇中に登場するゲーリング役だとか)。プロレスファンにとっては風間のAV出演と並んで悪夢な一作となったでしょう。