BOMB な作品群...単純に、観るのはやめた方がいい

Dracula Eternal

Dracula Eternal
(2026-US:TVM:C-85m.)
Director: Alan Smith
Writer: Alan Smith
Stars: Mike Ferguson, Cody Renee Cameron, Lee Anne Bauer
これも配信の通りがかりでの鑑賞ですが、ポスターに騙されて少しは本格派か、と思ったのですが、まったくのゴミでした。
監督・脚本のこれが本名なら,まさに然り、なのですが。ほんとアラン・スミシー映画です。
ブラム・ストーカーの名前もクレジットに出してますが、版権とかお金を払ってるようにはとても思えません。しかもクソ生意気にもクレジットの途中でNG集とか付けてるんですが全編NGみたいなもんだろ。
インクレディブル・バルク
The Amazing Bulk
(2012-US'C-m.)
監督:ルイス・ショーンブラン
出演:ジョーダン・ローソン,シェヴォーン・カストル,ランダル・マローン,テレンス・ローディング,ジュリエット・アンジェリ,ジェド・ローウェン
Amazon Primeでフラフラしてる時に観れた。題名で、えっ?これってマーベル新作?スピン・オフ?観るしかないか、と思ってよく見たらBULKなんですね。中身に関しては.....いつの時代のCG特撮なんだ、という合成。かえって懐かしさが。アーケードのゲームセンターの初期ゲームのCG画面。全編これなのか。意味はあるのか?それにもまして合成ではない人間の芝居がひどすぎる。これもCGにしちゃえば良かったのに。始まって数分で苦痛になってくる。音楽もなんかパブリック・ドメインになったようなのとかクラッシックとか。肝心の怪物バルクは紫色の大男、服無し。よってほとんど走り去る後ろ姿ばっかり。久しぶりにゴミの中のゴミ観た気がします。誰か怒れ。
ザ・サムライ 荒野の珍道中

Il Bianco, il giallo, il nero
(1975-Italy;C-105m.)
監督セルジオ・コルブッチ
脚本サンチャゴ・モンカダ,レニ・アセオ,マリオ・アメンドラ,セルジオ・コルブッチ
原案マルチェロ・コスチア,アントニオ・トロイソ
音楽グイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス
撮影ルイス・クアドラド
出演者ジュリアーノ・ジェンマ,トーマス・ミリアン,イーライ・ウォラック
どういうわけか、色々出てくるアジアとイタリア西部劇の融合映画。これはその中でも布陣からしてメジャーと見た。が、1975年なんてまだ日本ではジュリアーノ・ジェンマ人気も高かった。雑誌「ロードショー」の人気投票でもドロンと1位を争っていたでしょう。それでもこの主演作は輸入されず劇場公開されなかった。『ミラノの恋人』と同じ年だぜ。なぜ?観れば判った。こんなもんまともに日本の観客に見せられん。これはヒドイ。
セルジオ・コルブッチの作品とはとても思えない。1971年の国際映画『レッド・サン』に影響されているのは間違いない。って言うよりパクリでしょう。設定から何から。西部に居た侍が取り戻しに行くのは盗賊に略奪された聖なる刀の代わりに聖なる仔馬なんですけど。うーむ。何がいかんのか?ジュリアーノ・ジェンマはお調子者のスイス人だから?それともトーマス・ミリアンが変なちょんまげ刀のサムライだから?イーライ・ウォーラックはなぜ予告編では「黒い奴」なのか?メキシコ人、って設定なのか?予告編では「白い奴」「黄色い奴」「黒い奴」とそれぞれ3人が紹介される。これが原題名でもある。白人・日本人・何人?でも劇中で本人が語っているように、自分はアメリカ人だが幼いころ父に日本に連れられてきた、のだったら黄色い奴ってのはおかしいが。

そもそもトーマス・ミリアンはキューバ人なんだけど。みんなイタリア人だと思ってたでしょう。私もです。しかもキューバからアメリカへ脱出してきてアクターズ・スタジオで演技を学んだらしい。その後イタリアへ。マカロニ役者でそんな人他にいたか?それがこの格好、この役です。イーライ・ウォーラックの起用はもちろん『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の「ずるい奴」から。とにかくトーマス・ミリアンの変な格好とへんな日本語と笑えないくだらんさ満載で。なんでわざわざこんなヘンな髪型してるんだ、と思ったら他の映画でも結構これに近い髪型してたんだ。とにかく、笑わそうとしてるんだろうけど、何も笑えない。これに尽きる。

これだけ豪華な配役でしかも音楽は絶好調のグイド&マウリツィオ・デ・アンジェリス。冒頭から音楽を聴いただけでああ、やっぱり、の彼らです。イタリア製西部劇としては鉄板な布陣なのに。ジェンマの舞台での女装が笑えないくらいとても美女なのがかえっておかしいが。
まぁ、まともな神経の人はやめといた方がいいでしょう。西部劇とかマカロニのファンの人とかは特に避けた方が良いのでは。

ヒー、このトーマス・ミリアンが目玉で宣伝打ってるのもあるんだ!
The Mad Doctor of Blood Island

(1969-Phillipn:C-85m.)
Directed by Eddie Romero, Gerry DeLeon
Written by Reuben Canoy
Produced by Eddie Romero, Kane W. Lynn
Starring : John Ashley, Angelique Pettyjohn, Eddie Garcia, Ronald Remy
うーん。どうしてエディ・ロメロのフィリッピン製低級ホラーは時間が空くとまた観たくなってしまうのか?
こんなものをブルーレイで買ってしまったほどの値打ちが有るのか?
無い。
それでも、なんか精一杯真面目に全力で作ってる感が有るからか。
無い。
『The Twilight People / 半獣要塞ドクターゴードン』があまりにも面白すぎたからかエディ・ロメロ、ジョン・アシュレイと言う名前が揃うと、ああ、またあんなのか、と観たくなるのだろう。多分、あれは製作に加担したロジャー・コーマンの力量が有ったからだと思う。
いや、これは、冒頭からぶっ飛んでて、試薬実験みたいに緑の血?の素?を飲まされる若者たち?
こういう60年代の低予算映画を地道に撮り続けてるエディ・ロメロは立派なもんだと思う。スペインのポール・ナッシーとかこういう人のZ級一歩手前の作品は精一杯できることをやってまう、みたいな健気なところが有ってなんか許してしまえる。
けど、作品としては、良いところは、ほぼ、
無い。
Gator Face

(2026-US:C-80m.)
Director:Michael Houston King
Writer:Michael Houston King
Stars:Wade Hunt Williams, April Hunter, Scot Scurlock
バカンス若者がワニ信仰ビーチ村に来てしまう、と。
3分で撮れる内容を80分に引き延ばして見せてくれます。カルト集団映画にもワニ映画にもなりきれないお粗末さ。
2026年にもなって80年代のビデオ撮りホラーと同じレベルの事やってんのね、とあきれるばかり。
Death Cult

(2025-日本:C-80m.)
監督:Kazuhiro Taira
プロデューサー:Oshiro Kengo
出演者:Yuki Oshiro, Misaki Ogawa
うーん、なんでしょう、これは。題名に惹かれてみてしまいました。日本製のホラーのオムニバスと言えばいいのでしょうか?
ただし、もう少し節度というものが欲しい。語りだしたのだったら結末まできちんと語るべきではないか、と。どのエピソードも無責任に結ばれてて、と言うか、作り手には結ぶ気が無いみたいで適当に放置して終わり、みたいな。こういうのを、風変わりで、カルトで、とか呼ぶもんじゃないと思うけど。配信で観たので早送りとかがすごく大変で。メディアで観てたら3分で観終わっていたと思う。
人類資金

(2013-松竹/C-140m.)
製作:「人類資金」製作委員会
監督:阪本順治
脚本:福井晴敏,阪本順治
原作:福井晴敏
音楽:安川午朗
撮影:笠松則通
出演:佐藤浩市,香取慎吾,森山未來,観月ありさ,石橋蓮司,豊川悦司,寺島進,三浦誠己,岸部一徳,オダギリジョー,ユ・ジテ,ヴィンセント・ギャロ,仲代達矢
原作を読んでないから、かもしれないが......なんでしょうか、これは。
なにひとつ面白いところの無い、現実味も無い、想像の膨らみも無い、緊張感も無い、人間味も無い、なんか勘違いしたような役者が140分にもわたってつまらない題材をもごもご喋るだけの作品。
大作風。これだけの金をかけてどうやったらこんな気が滅入るだけの作品が作れるんだろう。出演者の誰にとっても自慢できない作品になってるだろう。こんなつまらないユ・ジテは初めて見たし、ヴィンセント・ギャロは絶対キャリアから隠したい(日本以外ではこんなもん誰も観ないだろうけど)黒歴史だろう。金をどぶに捨てたのは作り手だけじゃなくて観客も、ってのを忘れてもらっては困る。レンタル使用済みDVD5枚で1,000円のうちの一枚としてワゴンセール購入した私をどうしてくれるんだ。あ、いや、違ったかな。そのセールでも売れ残りで1枚100円になってから買ったんだったかな。誰も買わなかったんだ。みんなよく知ってるよなぁ。
女ランボー


(1991-日本:80m.)
監督:鈴木一平
脚本:野辺朋史
撮影:峰尾弘
出演:高樹澪,沖田浩之,今井健二,田中露央沙
高樹澪の出てる作品はイメジージビデオも含めて全部揃えたい、を目標にしている私が避けて通れなかった一作。
題名からして貧相極まりないタイでロケの観光シーンだらけの一作。素人なのか俳優なのか区別のできない人々が気取ってうだうだやってます。
どう転んでも良い作品になる要素が無く、高樹澪がハイレグになろうが薄着になろうが、そこまでの作品であります。
脱ぎ要員としてかいはるみや田中露央沙など懐かしい面々です。
誘拐されて暴行されて惨殺された妹たちの復讐のために女ランボーとなって悪の組織に殴り込みをかける主人公。それを助ける沖田浩之はクレジットも中途半端な真ん中の方で意外なくらい扱いは低い。
DVDのジャケットはタイトルが見えにくいという重大な欠点を持つ。かえってVHSの方が中身や掴みが判りやすくて買いやすかったと思う。まぁ、あんまりたくさんの人は買ってないと思うけど。私はどちらも買ってました。こうやって並べると気が付くのですが、タイトルが「女ランボー Lady Ramboh」と「オンナランボー Kill you in my justice」と違うんですね!誰か気が付いた人いますか!
適度なお色気と爆発シーンが挿入された毒にも薬にもならないVシネマの典型。誰の記憶にも残らないと思われます。
ジャンク 死と惨劇

ジャンク 死と惨劇
Faces of Death
(1978-US:C-105m.)
製作総指揮 ウィリアム・B・ジェームズ
製作 ロシリン・T・スコット
監督 コナン・ル・シレール(アラン・シュワルツ)
脚本 アラン・ブラック(アラン・シュワルツ),ハービー・リー,ロジリン・T・スコット
音楽 ジーン・カウアー
撮影 マイケル・ゴールデン,ディミトリ・フェルモ
「これを封切りで2度観に行ってDVDも買うなんて人は他にいない」と先日言われました。封切りの後も2番館で併映になってて仕方なく観たこともありましたけど。
かつてビデオが出た時にも観てアレ、と思った点があったのでその再確認の意味もあって。
劇場公開の時はラストにマット・モンローの唄う"Walk Away"というものが有りました。なんと本邦公開用にフィルムに焼き付けた、らしいのでした。『世界残酷物語』もリズ・オルトラーニの美しい音楽が付けられたのを意識したのか。版権はクリアーしてたのか?
ビデオ版ではマット・モンローやっぱり有りません!素のままって事ですね。それでも劇場版と同じように冒頭の死体の下半身にボカシが入るのでした。そんなもん隠すくらいなら半分干からびたような死体そのものをぼかせよ、と思うのですが。
今回は生活の都合上、食べ物を頬張りながら観ることになったのですが、やはり冒頭から、うぇっ、となるようなシーンの連続で食べるのすぐやめました。冒頭の死体、手術、解剖シーンの連続はまだ良いにしても、中盤はただひたすら野生動物を殺すシーンに終始されるのでそこは早送りとしました。解説者と称して生涯、死というものを研究している、という学者らしき男が出て来てもっともらしく語るのですが、ただの異常者にしか見えないと言っておきます。
DVDは『ジャンク 1』として発売されているのですが、その後に「6」まで続くそうです。ご丁寧に全6作をパッケージした『ジャンク 全6作Perfect Box』なるものまで登場する始末。第3作目以降は劇場未公開という。そりゃそうでしょう。解説に「※本作はフィクションドラマです。本編にはフェイク映像を使用しております。ご了承ください。(発売元:エクリプス) 」とあるが誰かに怒られたのでしょうか?