BOMB な作品群...単純に、観るのはやめた方がいい


人類資金

(2013-松竹/C-140m.)

製作:「人類資金」製作委員会

監督:阪本順治

脚本:福井晴敏,阪本順治

原作:福井晴敏

音楽:安川午朗

撮影:笠松則通

出演:佐藤浩市,香取慎吾,森山未來,観月ありさ,石橋蓮司,豊川悦司,寺島進,三浦誠己,岸部一徳,オダギリジョー,ユ・ジテ,ヴィンセント・ギャロ,仲代達矢


原作を読んでないから、かもしれないが......なんでしょうか、これは。

なにひとつ面白いところの無い、現実味も無い、想像の膨らみも無い、緊張感も無い、人間味も無い、なんか勘違いしたような役者が140分にもわたってつまらない題材をもごもご喋るだけの作品。

大作風。これだけの金をかけてどうやったらこんな気が滅入るだけの作品が作れるんだろう。出演者の誰にとっても自慢できない作品になってるだろう。こんなつまらないユ・ジテは初めて見たし、ヴィンセント・ギャロは絶対キャリアから隠したい(日本以外ではこんなもん誰も観ないだろうけど)黒歴史だろう。金をどぶに捨てたのは作り手だけじゃなくて観客も、ってのを忘れてもらっては困る。レンタル使用済みDVD5枚で1,000円のうちの一枚としてワゴンセール購入した私をどうしてくれるんだ。あ、いや、違ったかな。そのセールでも売れ残りで1枚100円になってから買ったんだったかな。誰も買わなかったんだ。みんなよく知ってるよなぁ。


女ランボー

(1991-日本:80m.)

監督:鈴木一平

脚本:野辺朋史

撮影:峰尾弘

出演:高樹澪,沖田浩之,今井健二,田中露央沙

高樹澪の出てる作品はイメジージビデオも含めて全部揃えたい、を目標にしている私が避けて通れなかった一作。

題名からして貧相極まりないタイでロケの観光シーンだらけの一作。素人なのか俳優なのか区別のできない人々が気取ってうだうだやってます。

どう転んでも良い作品になる要素が無く、高樹澪がハイレグになろうが薄着になろうが、そこまでの作品であります。

脱ぎ要員としてかいはるみや田中露央沙など懐かしい面々です。

誘拐されて暴行されて惨殺された妹たちの復讐のために女ランボーとなって悪の組織に殴り込みをかける主人公。それを助ける沖田浩之はクレジットも中途半端な真ん中の方で意外なくらい扱いは低い。

DVDのジャケットはタイトルが見えにくいという重大な欠点を持つ。かえってVHSの方が中身や掴みが判りやすくて買いやすかったと思う。まぁ、あんまりたくさんの人は買ってないと思うけど。私はどちらも買ってました。こうやって並べると気が付くのですが、タイトルが「女ランボー Lady Ramboh」と「オンナランボー Kill you in my justice」と違うんですね!誰か気が付いた人いますか!

適度なお色気と爆発シーンが挿入された毒にも薬にもならないVシネマの典型。誰の記憶にも残らないと思われます。

ジャンク 死と惨劇

ジャンク 死と惨劇
Faces of Death

(1978-US:C-105m.)  
製作総指揮 ウィリアム・B・ジェームズ 

製作 ロシリン・T・スコット

監督 コナン・ル・シレール(アラン・シュワルツ)
脚本 アラン・ブラック(アラン・シュワルツ),ハービー・リー,ロジリン・T・スコット
音楽 ジーン・カウアー
撮影 マイケル・ゴールデン,ディミトリ・フェルモ

「これを封切りで2度観に行ってDVDも買うなんて人は他にいない」と先日言われました。封切りの後も2番館で併映になってて仕方なく観たこともありましたけど。

かつてビデオが出た時にも観てアレ、と思った点があったのでその再確認の意味もあって。

劇場公開の時はラストにマット・モンローの唄う"Walk Away"というものが有りました。なんと本邦公開用にフィルムに焼き付けた、らしいのでした。『世界残酷物語』もリズ・オルトラーニの美しい音楽が付けられたのを意識したのか。版権はクリアーしてたのか?

ビデオ版ではマット・モンローやっぱり有りません!素のままって事ですね。それでも劇場版と同じように冒頭の死体の下半身にボカシが入るのでした。そんなもん隠すくらいなら半分干からびたような死体そのものをぼかせよ、と思うのですが。

今回は生活の都合上、食べ物を頬張りながら観ることになったのですが、やはり冒頭から、うぇっ、となるようなシーンの連続で食べるのすぐやめました。冒頭の死体、手術、解剖シーンの連続はまだ良いにしても、中盤はただひたすら野生動物を殺すシーンに終始されるのでそこは早送りとしました。解説者と称して生涯、死というものを研究している、という学者らしき男が出て来てもっともらしく語るのですが、ただの異常者にしか見えないと言っておきます。

DVDは『ジャンク 1』として発売されているのですが、その後に「6」まで続くそうです。ご丁寧に全6作をパッケージした『ジャンク 全6作Perfect Box』なるものまで登場する始末。第3作目以降は劇場未公開という。そりゃそうでしょう。解説に「※本作はフィクションドラマです。本編にはフェイク映像を使用しております。ご了承ください。(発売元:エクリプス) 」とあるが誰かに怒られたのでしょうか?